2008年3月遊動コンパス(通称ユーコン)の観測記録

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この実験は新しい試みで、新潟のNORAさん(新津市の方)の発案からなされたものです。実験は簡単なもので、マグネットシートを小さく丸く切り(約1cm位)、粘性を持った液体(液体洗剤の原液)にある方法で浮かべ、ゆっくりとした動きの距離と方向を探るものです。ビンのふちまで到着した場合と、ゆっくり動いて距離がわずかな場合があります。これまでの観測データでは、地震の震源地の方向(又は反対の方位)と、観測で動いた方向がほぼ一致する場合が観測されています。また動きが停止状態や鈍くなるときの後に発生が見られることがあります。また動いても地震発生がない場合や、大きく外れる場合もあるようです。ですから、まだ研究中です。その点ご了承ください。記載の同じ色は関連を表しています。記載の時間は観測時の時間で漂着した後の確認時間です。但しジャスト記載は漂着そのものを目撃した直後の時間です。













●震源地までの方位及び距離の測定は下記のフリーソフトを使用させていただいております。
 「球面三角法による方位計算(全世界対応) Ver.3.4.46 Copyright(c)1998 Akira Osanai 1998/9/10
http://www.shihei.com/mysoft/houihlp.html
*反対方位も含めて誤差3度以内は一致、誤差5度以内はほぼ一致、誤差8度以内は近い値とみなします

日付 曜日 ユーコンの動き 関連地震 検証と説明
1日 AM8:25 75度漂着
PM4:50 10度に3cm
PM9:32  13度に漂着
PM0:44
無感地震で岩手県東方沖M4.0
(Hinet情報から)


PM7:52
宮城県沖M3.7
震度1

3月1日PM0:44に無感地震で岩手県東方沖M4.0(Hinet情報から)がありました。この震源地の観即位からの方位ですが49.2度で距離は216kmでした。反対の方位は229.2度でした。この反対方位ですが2月26日夜の漂着方位227度に誤差2.2度で一致します。4日後の発生となります。

3月1日PM7:52宮城県沖M3.7震度1の観測地からの方位は98.2度で距離は107kmでした。この方位ですが2月28日夜の漂着方位102度に誤差3.8度でほぼ一致します。2日後の発生となります。また2月25日夜の漂着方位95度にも誤差3.2度でほぼ一致します。この場合は5日後の発生となります。
2日 AM7:59
95度に漂着
PM10:55  
90度に漂着(東)
PM6:33
茨城県北部M4.3
震度3
3月2日PM6:33の茨城県北部M4.3震度3のここの観測地からの方位は187.1度で距離は206kmでした。反対の方位は7.1度になります。この反対方位ですが3月1日夕の移動方位10度に誤差2.9度で一致しました。翌日の発生となりました。
3日 AM8:25
110度に漂着
PM10:43  
153度に漂着
PM5:05
十勝支庁中部M4.5
震度3


PM5:58
茨城県沖M4.3
震度2
3月3日PM5:05十勝支庁中部M4.5震度3の観測地からの方位は22.0度で距離は525kmでした。この方位ですが2月18日夕の移動方位22度に誤差0度で一致します。14日後の発生となります。また2月29日夜の漂着方位27度には誤差5度でほぼ一致し、3日後の発生。2月27日夜の漂着方位18度にも誤差4度でほぼ一致します。5日後の発生となります。

3月3日PM5:58茨城県沖M4.3震度2の観測地からの方位は166.7度で距離は199kmでした。この方位ですが2月22日夜の漂着方位167度に誤差0.3度で一致しました。10日後の発生となります。
4日 AM8:37
87度に漂着
PM5:05  52度に2cm
PM10:30 
48度に漂着
AM5:58
国後島付近M4.3
震度2

PM11:52
福島県沖M3.7
震度1
3月4日AM5:58国後島付近M4.3震度2の観測地からの方位は35.2度で距離は702kmでした。この方位ですが2月29日夕の移動方位33度に誤差2.2度で一致します。4日後の発生となります。

3月4日PM11:52福島県沖M3.6震度1の観測地からの方位は155.4度で距離は152kmでした。この方位ですが4月3日夜の漂着方位153度に誤差2.4度で一致しました。翌日の発生となります。
5日 AM8:45
43度に漂着

PM5:47   
57度に3cm
PM10:50  
57度に漂着
6日 AM8:47
57度に漂着
(5日夜に続いて2回目)

PM2:45   
300度に0.5cm
PM10:40  
267度に漂着(西)
7日 AM8:50
58度に漂着

PM5:30   
98度に2cm
PM11:16  
96度に漂着
PM2:30
宮城県沖M3.9
震度1
3月7日PM2:30宮城県沖M3.9震度1の観測地からの方位は63.2度で距離は89kmでした。この方位ですが3月7日朝の漂着方位58度に誤差5.2度で近い値となっています。なおHinet情報からの情報では観測地からの方位が59.2度で距離が91kmとなっています。この場合は3月5日夜の漂着方位57度、6日朝の漂着方位57度にそれぞれ誤差2.2度で一致します。1〜2日後の発生となります。また7日朝の漂着方位58度にも誤差1.2度で一致します。この場合は当日の発生となります。(Hinet情報からの推定位置は唐桑半島沖で気仙沼沖付近です)追加検証;「その後に気象庁からの詳しい震源位置がでました。それによりますと、ここの観測地からの方位は59.0度で距離は91kmでした。この場合は57度に対しては誤差2度で一致、58度に対しても誤差1度で一致します。今回の場合はHinet情報の位置がより正確であるようです。」
8日 AM8:45
93度に漂着
PM5:15  
42度に1.5cm

PM11:18  
45度に漂着

AM1:55
茨城県沖M5.3
震度4


AM3:52
安芸灘M4.5
震度3
3月8日AM1:55茨城県沖M5.3震度4の観測地からの方位は184.4度で距離は217kmでした。この方位ですがここ最近では反対の方位も含めてとくに該当する移動または漂着方位は見当たりませんでした。

3月8日AM3:52安芸灘M4.5震度3の観測地からの方位は238.5度で距離は884kmでした。遠いので関連は不明ですが2月26日午後の移動方位237度に誤差1.5度で一致しているようです。11日後の発生となります。
9日 AM8:43
58度に漂着
(正方位は宮城沖方面?)
PM9:48  
85度に漂着
AM6:13
茨城県南部M4.3
震度3
3月9日AM6:13茨城県南部M4.3震度3のここの観測地からの方位は198.8度で距離は275kmでした。反対の方位は8.8度でした。この反対の方位ですが、他の地震と重複しますが3月1日夕の移動方位10度に誤差1.2度で一致しました。8日後の発生となります。
10日 AM8:40
59度に漂着

PM6:00
193度に2.5cm
AM10:44
日向灘M5.1
震度3
3月10日AM10:44日向灘M5.1震度3の観測地からの方位は229.8度で距離は1101kmでした。反対の方位は49.8度です。この反対の方位ですが3月4日夜の漂着方位48度に誤差1.8度で一致します。6日後の発生となります。
11日 AM7:40
75度に漂着?
PM5:08 
180度に1cm
PM10:45  
112度に漂着
12日 AM7:42
38度に漂着
PM7:20    
84度に漂着
PM11:15   
57度に漂着
PM6:00
新潟県中越地方M3.9震度3
3月12日PM6:00新潟県中越地方M3.9震度3の観測地からの方位は240.7度で距離は232kmになります。反対の方位は60.7度です。この反対の方位ですが3月10日朝の漂着方位59度に誤差1.7度で一致しました。2日後の発生となります。
13日 AM9:50
62度に漂着
PM10:33  
107度に漂着

PM5:41
根室半島南東沖M5.4震度3
3月13日PM5:41根室半島南東沖M5.4震度3のここの観測地からの方位は41.2度で距離は692kmでした。この方位ですが3月8日夕の移動方位42度に誤差0.8度で一致します。5日後の発生となります。また3月8日夜の漂着方位45度にも誤差3.8度でほぼ一致します。さらに3月5日朝の漂着方位43度にも誤差1.8度で一致します。この場合は8日後の発生となります。
14日 AM7:38
70度に漂着

PM4:25  220度に1.5cm
PM6:00  210度に1.5cm
PM8:57  188度に2cm
PM10:53  178度に3cm
(夕方から夜にかけては左回りの現象が発生!)
15日 AM8:57
175度に漂着

PM5:33  
40度に漂着
16日 AM0:05  
38度に漂着

AM8:35
44度に漂着
PM5:55  
90度に2cm
PM11:10  
78度に漂着
PM11:09
宮城県中部M3.6
震度1
3月16日PM11:09宮城県中部M3.6震度1のHinet情報からのここの観測地からの方位は72.3度で距離は57kmでした。(震源地は北上町十三浜付近?)この方位ですが3月14日朝の漂着方位70度に誤差2.3度で一致しました。2日後の発生となります。(追加検証;その後の気象庁の情報からは71.8度で距離は54kmでした。この場合も誤差1.8度で一致します。2日後の発生となります。)
17日 AM7:12
52度に漂着

PM0:13   
313度に0.5cm
PM3:32   
40度に1cm
PM4:38    
50度に1.5cm
PM11:02  
53度に漂着(朝とほぼ同じ方位)

*なお反対方位は233度で中越方面?
AM7:01
石川県西方沖M4.4
震度2
3月17日AM7:01石川県西方沖M4.4震度2の観測地からの方位は251.5度で距離は438kmでした。この方位の反対方位は71.5度です。この反対方位ですが上記の宮城中部の地震と重複になりますが、3月14日朝の漂着方位70度に誤差1.5度で一致しました。3日後の発生となります。
18日 AM10:05
52度に漂着
(17日朝の漂着方位に同じ)
PM10:00   
77度に漂着
19日 AM7:15
漂着しましたが記載漏れで不明
PM6:37    
130度に1.5cm
PM11:25  
143度に漂着
3月19日AM8:47
宮城県中部M3.2
震度1

PM11:18
福島県沖M4.3
震度2
3月19日AM8:47宮城県中部M3.2震度1のここの観測地からの方位は104.6度で距離は19kmでした。この方位ですが3月13日夜の漂着方位107度に誤差2.4度で一致しました。6日後の発生となります。(Hinet情報では観測地からの方位が103.7度で距離が20kmでした。震源地は三陸道松島ICの東北東3kmまたは仙石線陸前富山駅の北北西約2km地点付近)

3月19日PM11:18福島県沖M4.3震度2のここの観測地からの方位は176.4度で距離は161kmでした。この方位ですが3月15日朝の漂着方位175度に誤差1.4度で一致します。4日後の発生となりました。また3月14日夜の移動方位178度にも誤差1.6度でこれも一致します。この場合は5日後の発生となります。
20日 AM8:40
120度に漂着
PM5:10 
135度に1cm
PM11:10 
102度に2.5cm
AM0:34
北海道東方沖M4.4
震度1
3月20日AM0:34北海道東方沖M4.4震度1の観測地からの方位は39.4度で距離は763kmです。この方位ですが、3月15日夕の漂着方位40度に誤差0.6度で一致します。5日後の発生となります。
21日 AM8:40
93度に漂着
PM8:08
53度に漂着

PM11:00  
48度に漂着
3月21日PM6:16
十勝沖M4.7震度2

PM8:23
宮城県沖M3.4震度1
3月21日PM6:16十勝沖M4.7震度2のここの観測地からの方位は40.1度で距離は466kmでした。この方位ですが、他の地震と重複しますが3月15日夕の漂着方位40度に誤差0.1度で一致しました。6日後の発生となります。また3月16日朝の漂着方位38度にも誤差2.1度で一致します。この場合は5日後の発生となります。

3月21日PM8:23宮城県沖M3.4震度1のHinet情報での震源地までのここの観測地からの方位は54.9度で距離は75kmでした。(震源地は気仙沼岩井崎付近?)この方位ですが3月21日午後8時8分までの漂着方位53度に誤差1.9度で一致します。漂着確認後約15分後の発生ですが、漂着はもっと早い段階であったと推定されます。さらに3月17日夜の漂着方位53度にも誤差1.9度で一致します。これとの関連なら4日後の発生となります。
22日 AM8:47
58度に漂着
PM9:40  
68度に漂着
23日 AM8:25
52度に漂着
PM4:40   
97度に漂着
PM6:43   
96度に漂着(ほぼ連続)
PM10:55  
68度に漂着
PM3:54岩手県沖M4.6震度2 3月23日PM3:54岩手県沖M4.6震度2の観測地からの方位は41.2度で距離は247kmでした。この方位ですが他の地震とも重複しますが、3月15日夕の漂着方位40度に誤差1.2度で一致します。8日後の発生となります。
24日 AM7:15
50度に漂着
PM4:40 
145度に1.5cm
PM11:10 
142度に2.5cm
3月24日PM0:40
福島県沖M5.3
震度4
3月24日PM0:40福島県沖M5.3震度4の観測地からの方位は160.0度で距離は159kmでした。この方位ですが最近では移動または漂着方位は見当たりませんでした。ただ強いて言えば、3月20日の夕から夜にかけてのゆっくりとした動きと関係があったかもしれません。関係があれば4日後の発生ともいえるかもしれません。(またこちらのユーコンは特性的に福島県沖や茨城沖方面には移動しにくい特性があります)
25日 AM9:16
127度に漂着
PM5:40  
55度に漂着
PM10:06  
58度に漂着
26日 AM8:27
53度に漂着
PM10:53 
68度に2cm不漂着
27日 AM8:43
93度に1.5cm不漂着
PM4:22  
37度に1.5cm
PM10:40  
27度に漂着
(正方位は青森東方沖〜浦河沖〜日高方面;反対方位は伊豆半島〜駿河湾方面?)
26日夜から27日朝にかけて不漂着現象が発生しました。
28日 AM8:45
46度に漂着

PM11:00 
48度に2.5cm不漂着
29日 AM10:00
40度に1cm不漂着
PM3:50
0度に1cm
PM11:50  
17度に漂着

AM8:03岩手県沖M4.8震度3 3月29日AM8:03岩手県沖M4.8震度3の観測地からの方位は41.4度で距離は157kmでした。この方位ですが3月28日朝の漂着方位46度に誤差4.6度でほぼ一致します。翌日の発生となりました。また3月26日夜から27日朝の不漂着現象とも関連があったように推定できます。
30日 AM7:28
74度に漂着
PM10:20  
104度に漂着
AM10:49
千葉県北西部M3.7
震度2
3月30日AM10:49千葉県北西部M3.7震度2の観測地からの方位は193.6度で距離は302kmでした。この方位の反対の方位は13.6度です。この反対の方位ですが3月29日夜の漂着方位17度に誤差3.4度でほぼ一致しました。翌日の発生となります。
31日 AM8:48
58度に漂着

PM10:35  
108度に2.5cm
4月1日AM1:22
宮城県沖M3.4震度1
4月1日AM1:22宮城県沖M3.4震度1の観測地からの方位は57.2度で距離は73kmでした。この方位ですが3月31日朝の漂着方位58度に誤差0.8度で一致します。翌日の発生となりました。また3月25日夜の漂着方位58度に同じように一致します。この場合は6日後の発生となります。