2008年1月遊動コンパス(通称ユーコン)の観測記録

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この実験は新しい試みで、新潟のNORAさん(新津市の方)の発案からなされたものです。実験は簡単なもので、マグネットシートを小さく丸く切り(約1cm位)、粘性を持った液体(液体洗剤の原液)にある方法で浮かべ、ゆっくりとした動きの距離と方向を探るものです。ビンのふちまで到着した場合と、ゆっくり動いて距離がわずかな場合があります。これまでの観測データでは、地震の震源地の方向(又は反対の方位)と、観測で動いた方向がほぼ一致する場合が観測されています。また動きが停止状態や鈍くなるときの後に発生が見られることがあります。また動いても地震発生がない場合や、大きく外れる場合もあるようです。ですから、まだ研究中です。その点ご了承ください。記載の同じ色は関連を表しています。記載の時間は観測時の時間で漂着した後の確認時間です。但しジャスト記載は漂着そのものを目撃した直後の時間です。













●震源地までの方位及び距離の測定は下記のフリーソフトを使用させていただいております。
 「球面三角法による方位計算(全世界対応) Ver.3.4.46 Copyright(c)1998 Akira Osanai 1998/9/10
http://www.shihei.com/mysoft/houihlp.html
*反対方位も含めて誤差3度以内は一致、誤差5度以内はほぼ一致、誤差8度以内は近い値とみなします

日付 曜日 ユーコンの動き 関連地震 検証と説明
1日 AM9:57   
162度に2cm
不漂着

PM0:05   
180度に1cm(中心近くに戻る)
PM4:28     
110度に2.5cm
PM5:30   
103度に漂着
PM10:23     
48度に3cm
PM6:51
根室半島南東沖M3.5震度1


PM8:12
宮城県沖M3.8
震度1
1月1日PM6:51根室半島南東沖M3.5震度1の観測地からの方位は38.4度で距離は705kmでした。この方位ですが12月27日夜の漂着方位36度に誤差2.4度で一致します。5日後の発生となります。

1月1日PM8:12宮城県沖M3.8震度1の観測地からの方位は57.2度で距離は73kmでした。この方位ですが12月27日朝の漂着方位57度に誤差0.2度で一致します。5日後の発生となります。また1日朝の不漂着現象とも関連がありそうです。
2日 53度に漂着
PM2:20    
98度に2cm
PM6:02    
98度に漂着
PM10:43   
90度に2cm
AM1:20
十勝支庁南部M4.6
震度3
1月2日AM1:20十勝支庁南部M4.6震度3の観測地からの方位は22.9度で距離は468kmでした。反対方位は202.9度です。この反対方位ですが12月23日夕から夜にかけての移動方位205度に誤差2.1度で一致します。10日後の発生となります。また1日朝の不漂着現象とも関連があったかもしれません。
3日 AM8:55
125度に2.5cm
不漂着
AM10:56   
147度に2.5cm
AM11:40   140度に0.5cm(中心近くまで戻る)
PM1:05    
中心まで戻る
PM2:28    
98度に漂着(急に漂着。2日夕と同じ)

PM4:45    127度に漂着
PM10:50   127度に漂着(2回連続)


4日 AM8:35
90度に1cm
不漂着
PM0:04   
中心まで戻る
PM4:08   
197度に1.5cm

PM7:24    
194度に2.5cm
PM11:02   
184度に2.5cm
AM4:29
岩手県沿岸北部M3.7震度1

PM6:36
千葉県北西部M3.5
震度1

PM11:21
八丈島東方沖M3.9
震度1

1月4日AM4:29岩手県沿岸北部M3.7震度1の観測地からの方位は27.3度で距離は170kmでした。この方位ですが最近では移動・漂着方位に該当するものは見当たりませんでした。ただ1月3日朝の不漂着現象とあるいは関連があったかもしれません。

1月4日PM6:36千葉県北西部M3.5震度1の観測地からの方位は192.7度で距離は324kmでした。この方位ですが12月4日午後4時過ぎ観測の移動方位197度に誤差4.3度でほぼ一致します。確認後数時間後の発生となります。

1月4日PM11:21八丈島東方沖M3.9震度1の観測地からの方位は
180.8度で距離は549kmでした。この方位ですが12月4日午後11時ごろの確認漂着方位184度に誤差3.2度でほぼ一致します。ほぼ漂着直後の発生となります。
5日 AM8:43
167度に漂着

PM5:07   
113度に2.5cm
PM6:40   
103度に漂着
PM10:10   
85度に2.5cm(正方位宮城沖)
PM2:31
広島県北部M3.4
震度1
1月5日PM2:31広島県北部M3.4震度1の観測点からの方位は244.5度で距離は815kmでした。この方位ですが12月29日夜の漂着方位243度に誤差1.5度で一致します。7日後の発生となります。
6日 AM8:45
84度に漂着
PM6:30   
67度に2.5cm
PM10:12  
66度に漂着
AM9:35
山形県置賜地方M3.7震度2

PM1:51
北海道東方沖M4.5
震度2
1月6日AM9:35山形県置賜地方M3.7震度2の観測地からの方位は228.1度で距離は105kmでした。反対の方位は48.1度でした。この反対方位ですが1月1日夜の移動方位48度に誤差0.1度で一致します。5日後の発生となります。また1月4日朝のユーコンの不漂着現象と関連があったかもしれません。それとの関連なら2日後になります。

1月6日PM1:51北海道東方沖M4.5震度2の観測地からの方位は38.9度で距離は817kmでした。この方位ですが12月26日夕の漂着方位40度に誤差1.1度で一致します。11日後の発生となります。
7日 AM7:48
107度に漂着
PM4:26  
110度に1.5cm
PM10:30   
97度に漂着
8日 AM9:02
73度に漂着
AM9:02   
73度に漂着
PM2:05   
90度に2.5cm
PM4:34   
94度に漂着
PM8:09
長野県中部M3.7
震度2
1月8日PM8:09長野県中部M3.7震度2の観測地からの方位は229.2度で距離は341kmでした。反対の方位は49.2度でした。この反対の方位ですが1月1日夜の移動方位48度に誤差1.2度で一致します。7日後の発生となります。
9日 AM10:47
60度に漂着
PM5:13    
108度に漂着
PM8:35   
135度に漂着(反対は秋田県方面)
PM10:42  
85度に1cm

AM4:20
茨城県北部M3.6
震度2

AM6:24
茨城県沖M4.0
震度1
1月9日AM4:20茨城県北部M3.6震度2の観測地からの方位は186.8度で距離は217kmでした。この方位ですが1月4日夜の移動方位184度に誤差2.8度で一致します。5日後の発生となります。

1月9日AM6:24茨城県沖M4.0震度1の観測地からの方位は170.8度で距離は230kmでした。この方位ですが12月5日朝の漂着方位167度に誤差3.8度でほぼ一致します。4日後の発生となります。
10日 AM8:44
65度に漂着

PM3:14   
90度に漂着
PM4:28    
65度に漂着(朝に続いて2回目)

PM10:46   
48度に漂着
AM5:46
宮城県沖M4.1
震度1
1月10日AM5:46宮城県沖M4.1震度1の観測地からの方位は92.0度で距離は114kmでした。この方位ですが1月8日夕の漂着方位94度に誤差2度で一致します。2日後の発生となります。
(その後の気象庁の発表では観測地からの方位が87.5度で距離は110kmでした。この方位の場合は1月9日夜の移動方位85度に誤差2.5度で一致します。翌朝の発生となります。)
11日 AM9:04
163度に1.5cm
不漂着
AM11:40
180度に0.5cm
中心近くまで戻る
PM7:12     125度に移動中
PM8:50    
124度に3cm
PM11:05  
122度に漂着
AM8:00
岩手県沖M4.9
震度3
1月11日AM8:00岩手県沖M4.9震度3の観測地からの方位は47.4度で距離は142kmでした。この方位ですが1月10日夜遅くの漂着方位
48度に誤差0.6度で一致します。翌朝の発生となります。
12日 AM9:17
95度に3cm
不漂着
AM10:16
95度に漂着
PM5:05   
185度に1cm
PM6:35  
185度に1.5cm
(南)
PM10:10
 167度に2cm
1月12日PM0:36根室半島南東沖M4.8震度2の観測地からの方位は43.6度で距離は684kmでした。この方位ですが最近ではとくに該当する発生はありませんでした。
13日 AM8:48
162度に漂着
PM1:55    
350度に0.5cm
PM5:54  
25度に2.5cm
PM10:55  
22度に漂着
(正方位〜浦河沖)
AM2:11
渡島支庁北部M4.2
震度4
1月13日AM2:11渡島支庁北部M4.2震度4の観測地からの方位は353.7度で距離は442kmでした。反対の方位は173.7度でした。この反対の方位ですが1月12日夜の移動方位167度に誤差6.7度で近い値となっています。翌朝の発生となるようです。また1月11日朝の不漂着現象とも関連がありそうです。
14日 AM8:55
南よりだが溶液が凍ってしまい。観測が不可能。
AM10:44
溶かしてからリセット
PM2:32  
67度に2cm
PM4:18  
70度に1cm(少し戻る)
PM6:13  
80度に1cm(右回転?)
PM10:48  
90度に1cm
AM6:07
宮城県沖M4.1
震度2
1月14日AM6:07宮城県沖M4.1震度2の観測からの方位は63.9度で距離は117kmでした。この方位ですが12月10日朝と夕のそれぞれの同じ漂着方位65度に誤差1.1度で一致しました。4日後の発生となります。また12月6日夜の漂着方位66度にも誤差2.1度で一致します。この場合は8日後の発生となります。(なおHinet情報では観測地からの方位が65.1度119kmでした)また1月12日朝の不漂着現象とも関連がありそうです。
15日 AM8:51
停止状態

PM2:25   
90度に1.5cm
PM5:20    
90度に0.5cm(わずかに戻る)
PM10:15   
ほぼ中心まで戻る
AM2:21
浦河沖M4.1震度1
1月15日AM2:21浦河沖M4.1震度1の観測地からの方位は21.2度で距離は437kmでした。この方位ですが1月13日夜の漂着方位22度に誤差0.8度で一致します。2日後の発生となります。
16日 AM8:25
停止状態

PM5:00  
140度に0.5cm
PM10:10  
停止状態
AM2:55
茨城県沖M4.6
震度2
1月16日AM2:55茨城県沖M4.6震度2の観測地からの方位は173.0度で距離は229kmでした。この方位ですが1月12日夜の移動方位167度に誤差6度で近い値となっています。関連があれば4日後の発生となります。
17日 AM9:00
180度に1cm

不漂着
PM1:56    
70度に1cm

PM4:14    
185度に1.5cm
PM10:35    
動きを停める
18日 AM9:05
停止状態

PM11:15  
停止状態
PM6:17
青森県東方沖M4.4震度1

PM8:35
硫黄島近海M5.9
震度1
1月18日PM6:17青森県東方沖M4.4震度1の観測地からの方位は35.2度で距離は337kmでした。反対の方位は215.2度です。この反対方位ですが07年12月28日の夕から29日の昼にかけての移動方位215度に誤差0.2度で一致します。日数の経ちすぎですが一応20日〜21日後の発生となるようです。

1月18日PM8:35硫黄島近海M5.9震度1の観測地からの方位は181.1度で距離は1461kmでした。この方位ですが1月17日朝の移動方位180度に誤差0.1度で一致します。翌日の発生となります。
19日 AM9:00
停止状態
PM2:20  
85度に1cm
PM4:10 
190度に2cm(茨城方面?)
PM10:15
193度に2cm
PM6:53
福島県沖M4.5
震度3
おそらくユーコンが動き始めたころかその後に発生がありそうです。

1月19日PM6:53福島県沖M4.5震度3の観測地からの方位は169.5度で距離は152kmでした。この方位ですが1月12日夜の移動方位167度に他の地震とも重複しますが、誤差2.5度で一致します。7日後の発生となります。
20日 AM8:45
186度に2cm
不漂着
PM2:35
183度に2cm
PM4:26
180度に1.5cm
PM8:50  
185度に2cm(再び右回り)
PM11:05  
190度に2cm
*ユーコンはわずかですが19日夜遅くから20日にかけて左回りの傾向が見られます。
21日 AM8:58
186度に2cm
AM10:25  
190度に2cm
PM2:20  
170度に1.5cm
PM4:22   
180度に1.5cm
PM10:40  
185度に2cm
22日 AM9:05
180度に2cm
PM2:55    
190度に1.5cmでわずかに戻る
PM4:34   
185度に2cm
PM10:40  
190度に2cm
23日 AM9:00
190度に2.5cm
不漂着
AM11:23  
193度に2cm
PM4:08  
186度に2cm
PM6:30   
190度に2cm
PM10:45  
187度に2.5cm
AM4:34
十勝支庁南部M4.9
震度2
1月23日AM4:34十勝支庁南部M4.9震度2の観測地からの方位は22.9度で距離は468kmでした。この方位ですが他の地震との重複も見られますが、1月13日夜の漂着方位22度に誤差0.9度で一致しました。10日後の発生となります。
24日 AM9:05
190度に2cm
不漂着
PM2:18  
160度に1.5cm
PM3:27   
185度に2.5cm
PM5:05  
180度に2cm
PM11:10
183度に2.5cm
25日 AM8:40
185度に2.5cm
不漂着
PM1:20    
180度に1.5cm
PM3:10   
162度に2.5cm
PM8:05    
193度に漂着

(12日ぶりの漂着です。正方位は関東内陸部〜伊豆諸島方面、反対方位〜東北内陸部〜浦河沖)
PM10:50  
180度に1cm
26日 AM9:00
停止状態

PM7:05  
198度に漂着

AM0:56
宮城県沖M4.0震度1

AM4:33
石川県能登地方M4.6震度5弱

1月26日AM0:56宮城県沖M4.0震度1の観測地からの方位は77.3度で距離は134kmでした。とくに該当する移動方位はとくにありませんでした。

1月26日AM4:33石川県能登地方M4.6震度5弱の観測地からの方位は251.5度で距離は381kmでした。反対の方位も含めて移動または漂着方位は最近では見当たりませんが、1月25日夜の急な漂着現象とあるいは関連があったかもしれません。関連性があれば翌日の発生となります。

1月26日PM10:32宮城県中部M3.1震度3のHinet情報からの観測地からの方位は107.3度で距離は26kmでした。(正確には仙石線野蒜駅の東側、または鳴瀬川の河口付近)この方位ですがとくに該当する移動または漂着方位はありませんでした。ただここ10日以上続くユーコンの不漂着現象となんらかの関係があるのかもしれません。
27日 AM9:22
停止状態
PM2:43
72度に2cm
PM6:20
173度に漂着
28日 AM8:50
214度に1.5cm
不漂着
AM10:53  
222度に1cm
29日 AM10:15
215度に1.5cm
不漂着
AM11:57
210度に1.5cm
PM5:32  
208度に1.5cm
PM10:25  
205度に1.5cm
(左回りのようです)
30日 AM8:58
209度に1.5cm
PM2:40
82度に2cm
PM4:17   
95度に漂着
(漂着方位とは関係がなく発生の有無に注目!)
PM10:30  
243度に漂着

(正方位は新潟、富山、石川、山陰、中国地方方面です)
31日 AM8:58
230度に1cm
不漂着
PM2:34  
60度に2cm
PM5:05  
115度に漂着

PM10:49  
245度に2.5cm
(245度は30日夜の漂着方位243度に近い値)