2007年4月遊動コンパス(通称ユーコン)の観測記録

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この実験は新しい試みで、新潟のNORAさん(新津市の方)の発案からなされたものです。実験は簡単なもので、コンパスシートを小さく丸く切り、粘性を持った液体(液体洗剤の原液)にある方法で浮かべ、ゆっくりとした動きの距離と方向を探るものです。ビンのふちまで到着した場合と、ゆっくり動いて距離がわずかな場合があります。一部の観測では、地震の震源地の方向と、観測で動いた方向がほぼ一致する場合もあります。また動いても地震発生がない場合や、大きく外れる場合もあるようです。ですから、まだ研究中です。その点ご了承ください。記載の同じ色は関連を表しています。












●震源地までの方位及び距離の測定は下記のフリーソフトを使用させていただいております。感謝申し上げます。 「球面三角法による方位計算(全世界対応) Ver.3.4.46 Copyright(c)1998 Akira Osanai 1998/9/10
http://www.shihei.com/mysoft/houihlp.html
*反対方位も含めて誤差3度以内は一致、誤差5度以内はほぼ一致、誤差8度以内は近いとみなします。

日付 曜日 ユーコンの動き 関連地震 検証と説明
1日 AM7:31  
78度に漂着
PM1:20  
270度に1cm
PM9:58  
353度に漂着
(正方位〜岩手内陸部;反対方位〜福島沖)


2日 AM10:17  
65度に漂着
PM10:45  
36度に漂着
3日 AM9:23
53度に漂着
PM10:35  
62度に漂着
4日 AM9:47
85度に1cm不漂着

PM10:02  
63度に漂着
5日 AM9:41
200度に3cm不漂着
PM7:21  
205度に3cm
(反対の方位25度は十勝沖方面)
PM8:39  
200度に3.5cm
PM8:39宮城沖
(仙台湾)M4.7
震度3
4月5日PM8:39宮城沖(仙台湾)M4.7震度3のHinet情報による方位は139.3度で距離は36kmでした。直接該当する移動方位は最近では反対の方位も含めて見当たりませんが、3月4日朝の1cmのみの不漂着現象と関連がありそうです。翌日の発生となります。(気象庁の暫定震源の位置では上位が134.7度で距離は38kmでした)
6日 AM9:30  
198度に漂着
(正方位〜関東内陸部)
PM10:10  
210度に1.5cm移動
7日 AM7:01
180度に1.5cm不漂着
PM6:50
90度に1cm不漂着
PM10:20
60度に2.5cm
7日朝は不漂着現象が出ています
8日 AM7:22 
50度に漂着

PM5:50 
260度に1.5cm
PM6:10 
335度に0.5cm
PM10:52  
40度に1.5cm
9日 AM8:11
34度に漂着
PM10:33 
58度に漂着
(58度は気仙沼方面)
10日 AM7:42
63度に漂着
PM10:07  
35度に漂着
AM10:22
岩手県沿岸南部M4.3震度3
4月10日AM10:22岩手県沿岸南部M4.3震度3の暫定の気象庁の情報では、観測地からの方位は44.8度で距離は87kmでした。この方位ですが4月8日朝の漂着方位50度に誤差5.2度で近いようです。2日後の発生となります。(Hinet情報による震源地の情報では、観測地からの方位が49.9度で距離は89kmになります。この場合は同じ4月8日朝の漂着方位50度に誤差0.1度で一致します。)

その後の気象庁の詳細情報ではこの地震は2回に分かれて発生していることがわかります。下記のとおりです。
@4月10日AM10:22
宮城県沖M4.0震度2
(この震源地までの観測地からの方位は
48.8度で距離は88kmでした。この場合でも4月8日朝の漂着方位50度に誤差1.2度で一致します。2日後の発生となります)
A4月10日AM10:23
宮城県沖M4.1震度3
(この震源地までの観測地からの方位は
48.9度で距離は88kmでした。この場合でも4月8日朝の漂着方位50度に誤差1.1度で一致します。2日後の発生となります。)
11日 AM5:12
60度に2.5cm

(不漂着)
AM9:25
60度1.5cm
AM11:45  
中心まで戻る
PM10:30  
53度に漂着

(53度〜正方位:宮城沖、逆方位:中越方面?)
12日 AM8:33
65度1.5cm不漂着

PM10:33 
58度に漂着
PM10:50
宮城県沖(仙台湾)M4.5震度3
4月12日PM10:50宮城県沖(仙台湾)M4.5震度3の観測地からの方位は134.7度で距離は38kmでした。この震源に該当するユーコンの移動漂着方位は最近では見当たりませんが、11日朝と12日朝の不漂着の現象と関連があったかもしれません。
13日 AM7:48
67度に漂着
PM9:12  
115度に2cm移動
14日 AM8:38
93度に漂着

PM1:52  
260度に1cm
PM11:07  
287度に漂着
15日 AM8:38
60度に漂着
PM11:00  
102度漂着
PM0:19
三重県中部M5.4
震度5強
4月15日PM0:19三重県中部M5.4震度5強のここの観測地から震源地までの方位は225.9度で距離は570kmでした。反対方位は45.9度でした。この反対の方位ですが4月30日夜の漂着方位48度に誤差2.1度で一致しました。15日後の発生となりました。
16日 AM9:42
65度に2cm不漂着
PM10:40  
75度に2.5cm移動
PM2:31
宮城県沖M3.8
震度1
宮城沖(仙台湾)の地震前の不漂着の方位に似ています

4月16日PM2:31宮城県沖M3.8震度1の観測地からの方位は96.4度で距離は124kmでした。この方位ですが4月14日朝の漂着方位93度に誤差3.4度でほぼ一致します。2日後の発生となります。
17日 AM8:38
63度に漂着
PM1:18  
270度に0.5cm移動
PM10:52  
95度に1cm不漂着
18日 AM7:28
95度に2cm不漂着
PM8:52   
93度に漂着
(4月14日朝の漂着方位に同じ)
19日 AM8:02
90度に2cm不漂着
PM10:37 
80度に漂着
AM0:07
北海道胆振支庁中東部M5.5(深さ120km)震度4
4月19日AM0:07北海道胆振支庁中東部M5.5震度4の観測地からの方位は11.1度で距離は471kmでした。反対の方位は191.1度でした。この方位ですが、4月6日朝の漂着方位198度に誤差6.9度で近いようです。13日後の発生となります。
20日 AM7:06  
80度に2cm不漂着
PM5:17  
70度に1.5cm
PM9:38  
60度に漂着

AM1:32
宮城県北部M3.5震度1
4月20日AM1:32宮城県北部M3.5震度1の観測地からの方位は50.4度で距離は80kmでした。この方位ですが4月11日夜の漂着方位53度に誤差2.6度で一致します。9日後の発生となります。
21日 AM8:43
67度に漂着
PM5:28  
297度に漂着
(正方位〜庄内地方、秋田沖
反対方位〜仙台湾、宮城沖)
(なお3月14日夜山形県庄内地方M3.3
震度2の観測地からの方位は297度で距離は103kmでした。この方位に一致しているようです。偶然かもしれません。気象庁の検索資料よりの計算です。)
PM10:47  
165度に2.5cm移動
22日 AM8:32
106度に漂着
PM10:47  
77度に漂着
23日 AM9:57
180度に0.5cm移動
PM5:24    
35度に2.3cm移動
PM6:15    
32度に漂着

PM10:45    
75度に1.5cm移動
24日 AM7:05  
65度に漂着
PM11:00  
52度に漂着
25日 AM7:55  
80度に2.5cm移動
PM2:58  
90度に2cm
PM6:17  
100度2cm
PM11:03  
88度に漂着
26日 AM7:58
70度1cm不漂着
PM10:07  
55度に漂着

AM9:03
愛媛県東予地方
M5.4震度4
4月26日AM9:04愛媛県東予地方M5.4震度4の方位は234.5度で距離は826kmでした。反対の方位は54.5度でした。この方位ですが4月24日夜の漂着方位52度に誤差2.5度で一致しました。2日後の発生となります。
4月26日PM0:06中越地方M2.9震度2の観測地からの方位は233.1度で距離は209kmでした。反対の方位は53.1度でした。この方位ですが26日の上記愛媛の地震と重複しますが4月24日夜の漂着方位52度に誤差1.1度で一致します。2日後の発生となります。
27日 AM7:15
80度に1.5cm不漂着
PM10:17 
45度に漂着
AM1:38
十勝沖M5.5
震度4
4月27日AM1:38十勝沖M5.5震度4の方位は27.5度で距離は500kmでした。この方位ですが4月23日の漂着方位32度に誤差4.5度でほぼ一致します。4日後の発生となります。
28日 AM8:12
70度に2.5cm不漂着

PM10:57  
32度に漂着
AM9:27
岐阜県美濃中西部M4.4震度3
4月28日AM9:27岐阜県美濃中西部M4.4震度3の観測地からの方位は232.6度で距離は487kmでした。反対の方位は52.6度でした。この方位ですが4月26日夜の漂着方位55度に誤差2.4度で一致しました。2日後の発生となります。また他と重複しますが4月24日夜の漂着方位52度にも誤差0.6度で一致しました。この場合は4日後の発生となります。
29日 AM7:28
53度に漂着
30日 AM8:15
17度に漂着
PM10:56 
54度に漂着

PM3:43
三陸沖M4.6
震度1

PM11:18
岩手県沖M4.0
震度1
4月30日PM3:43三陸沖M4.6震度1の観測地からの方位は105.9度で距離は174kmでした。この方位ですが4月22日朝の漂着方位106度に誤差0.1度で一致しました。8日後の発生となります。

4月30日PM11:18岩手県沖M4.0震度1の観測地からの方位は58.8度で距離は142kmでした。この方位ですが4月20日夜の漂着方位60度に誤差1.2度で一致しました。10日後の発生となります。