2006年9月遊動コンパス(通称ユーコン)の観測記録

この実験は新しい試みで、新潟のNORAさん(新津市の方)の発案からなされたものです。実験は簡単なもので、コンパスシートを小さく丸く切り、粘性を持った液体(液体洗剤の原液)にある方法で浮かべ、ゆっくりとした動きの距離と方向を探るものです。ビンのふちまで到着した場合と、ゆっくり動いて距離がわずかな場合があります。一部の観測では、地震の震源地の方向と、観測で動いた方向がほぼ一致する場合もあります。また動いても地震発生がない場合や、大きく外れる場合もあるようです。ですから、まだ研究中です。その点ご了承ください。記載の同じ色は関連を表しています。












*反対方位も含めて誤差3度以内は一致、誤差5度以内はほぼ一致とみなします。

●震源地までの方位及び距離の測定は下記のフリーソフトを使用させていただいております。感謝申し上げます。 「球面三角法による方位計算(全世界対応) Ver.3.4.46 Copyright(c)1998 Akira Osanai 1998/9/10http://www.shihei.com/mysoft/houihlp.html
日付 曜日 ユーコンの動き 関連地震 検証と説明
1日 AM9:45
停止状態
PM2:11  
280度(西)
2cm移動

PM3:59  
255度
2.5cm移動
PM6:24  

253度に漂着

(正方位:新潟県下越〜佐渡近海〜能登半島
反対方位:宮城北部〜宮城沖)
PM10:45  停止状態
2日 AM8:19
停止状態
PM5:54
265度に漂着
PM11:09  停止状態
3日 AM7:27  
停止状態
PM1:29  
270度に2.5cm
移動

PM5:00  
307度に漂着

4日 AM9:28
150度に0.5cm移動
PM5:20 停止状態
PM10:26 停止状態
5日 AM8:15
停止状態
PM9:08 
180度に0.5cm
不漂着
AM7:09
宮城県沖M4.1
震度2

AM8:43
宮城県沖M4.1
震度1
9月5日AM8:43宮城県沖M4.1震度1の方位は65.6度で距離は153kmでした。反対の方位は245.6度でした。これは8月28日の漂着方位242度にほぼ一致します。誤差3.6度で8日後の発生となります。

9月5日AM7:09宮城県沖M4.1震度2の方位は54.0度で距離は87kmでした。最近では特に該当する漂着方位は見当たりませんが、ここ最近の停止状態と関係がある
6日 AM8:05
停止状態
PM4:50 
停止状態
AM11:01 
停止状態
7日 AM8:15
停止状態
PM10:55 
停止状態
AM3:06
千葉県東方沖
M5.1震度3

AM10:57
千葉県北西部
M4.4震度3
AM10:57千葉県北西部M4.4震度3の方位は191.1度(南)で距離は322kmでした。とくに該当する移動方位は見当たりませんが、ここ最近の停止状態とあるいは関連があるかもしれません。


AM3:06千葉県東方沖M5.1震度3の方位は174.9度で距離は317kmでした。これは5日夜の移動方位180度に近いようです。誤差5.1度で2日後の発生となります
8日 AM8:08
停止状態
PM6:24  
停止状態
PM11:10  
停止状態
9日 AM8:15
停止状態
PM8:10  停止状態
(宮城沖の地震後も停止状態が続いています。)
PM7:36
宮城県沖M5.2 
震度3
9月4日頃から始まった不漂着や停止状態は9日で6日目です。
9月9日PM7:36宮城県沖M5.2震度3の方位は98.2度で距離は107kmでした。反対の方位は278.2度です。これは8月31日の移動方位280度に一致し、9月1日の移動方位280度のも一致し、9月3日の移動方位270度に少し近いようです。それぞれ誤差1.2度で8〜9日の発生と、誤差8.2度で6日後の発生となります。また最近の停止状態ともある程度の関係があったかもしれません。
10日 AM0:15   停止状態
AM9:15   停止状態
AM11:27に溶液が少ないのを確認しました。(ユーコンの下の部分がビンの底に付いていてそれで動かなくなっていたようです。)それで溶液を増量しました。
PM5:40 
160度に1cm
PM9:48 
170度に1cm

PM11:09 
175度に1cm
11日 AM8:15 
195度に1.5cm

AM10:21 
210度に1.5cm

PM9:40
220度に2.5cm移動
PM10:58 
220度に2.5cm移動
210度の反対は30度で釧路沖方面です。
12日 AM10:10
223度に漂着
(正方位は長野県、愛知県方面、反対方位は三陸沖、エトロフ島方面)
PM10:06  
230度に1cm移動
久しぶりの漂着です。
13日 AM7:42  
230度に1.5cm
不漂着
PM5:39  
235度に2cm移動
AM4:31
茨城県沖M4.1
震度2


PM10:35
オホーツク海南部
M5.5深さ370km
震度1
9月13日AM4:31茨城県沖M4.1震度2の方位は169.8度で距離は208kmでした。これは9月10日夜の移動方位170度に誤差0.2度で、一致します。3日後の発生となります。

9月13日PM10:35オホーツク海南部M5.5深さ370km震度1(北海道、北東北で震度1)の深発地震の方位は27.2度で距離は1012kmでした。反対の方位は207.2度でこれは9月11日の移動方位210度に誤差2.8度で一致します。2日後の発生となります。
14日 AM9:20
235度に2.5cm
PM11:00  
236度に漂着
PM0:32
岩手県内陸北部M3.6深さ100km震度1
9月14日PM0:32岩手県内陸北部M3.6深さ100km震度1の方位は18.9度で距離は136kmでした。反対の方位は198.9度でした。これは9月11日の移動方位は195度に誤差3.9度でほぼ一致します。3日後の発生となります。
15日 AM8:26 
250度に0.5cm移動
(不漂着)
PM11:07  停止状態
PM2:50
宮城県北部M3.6
震度3
9月15日PM2:50宮城県北部M3.6震度3の方位ですが、Hinet情報からは90.1度(東)で距離は28.9kmでした。とくに該当する方位は最近は見られませんが、ユーコンの12日から13日の不漂着現象と関係があったかもしれません。
16日 AM8:03
230度に0.5cm
不漂着
PM3:35   
215度に1.5cm
PM10:39  
205度に1.5cm
17日 AM10:00
220度に1.5cm
(不漂着)
PM6:59
210度に2cm移動
(不漂着)
PM10:53 
215度に2cm
(不漂着)
18日 AM9:18
停止状態
PM6:59
210度に2cm移動(不漂着)
PM10:53  
215度に2cm
19日 AM8:15
207度に漂着
PM4:07 
170度に3.5cm移動
(福島沖〜茨城沖〜千葉県沖方面)
PM5:10  
172度に漂着

PM10:43 122度に漂着(正方位〜宮城沖)
久しぶりに漂着しました。
この207度の方位はやや注意かもしれません。
20日 AM8:06
60度に漂着
(宮城沖方面)
PM5:20 78度に漂着
(正方位〜宮城北部または宮城沖)
PM10:46 
60度に漂着
(朝と同じ漂着方位です)
21日 AM8:30  45度漂着
PM4:37  70度に2.5cm移動
PM5:42  63度に漂着
PM10:23 53度に漂着
(反対は中越方面)
22日 AM8:05 42度に漂着
AM8:30  42度に漂着
PM6:36 
236度に漂着
PM9:56 
20度に2.5cm移動
PM10:52 
18度に漂着
AM2:32
茨城県沖M3.9
震度1

PM7:15
福島県沖M3.8
震度1
9月22日PM7:15福島県沖M3.8震度1の方位は167.2度で距離は85kmでした。これは9月19日の移動方位170度に一致します。誤差2.8度で3日後の発生となります。

9月22日AM2:32茨城県沖M3.9震度1の方位は172.3度で距離は229kmでした。これは9月19日夕の漂着方位172度一致します。誤差0.3度で3日後の発生となります。
23日 AM7:52 38度漂着
AM10:03  
270度に1cm(西)
PM4:25  
0度に1cm
(北)向きが変わる
PM5:3918度に漂着
(反対方位は198度で関東内陸部)
PM11:17 43度に漂着
PM9:02
中越地方M2.8
震度1
9月23日PM9:02中越地方M2.8震度1の方位は233.6度で距離は229kmでした。反対の方位は53.6度でした。これは9月22日の夕方の漂着方位236度に誤差2.4度で一致します。翌日の発生となります。また、9月21日の夜の漂着方位53度にも誤差0.6度で一致します。これの場合は2日後の発生となります。
24日 AM7:28
37度に漂着
PM5:29  
10度に3cm移動
(反対は190度で関東方面)
PM9:22  
10度に漂着
PM10:44  
65度に2.5cm
AM4:29
岩手県沿岸北部M3.7震度2

AM7:19
根室半島南東沖M4.7震度2
9月24日AM7:19根室半島南東沖M4.7震度2の方位は37.7度で距離は654kmでした。これは9月23日朝の漂着方位38度に誤差0.3度で一致します。翌日の発生となります。(また24日朝7:28の観測でも37度にすでに漂着しているのを確認しました。地震前にすでに漂着していたようです。これとの関連なら誤差0.7度で当日の発生なります。ただまだあるかもしれませんが?)

9月24日AM4:29岩手県沿岸北部M3.7震度2の方位は29.1度で距離は160kmでした。反対の方位は209.1度でした。これは9月19日の漂着方位207度に誤差2.1度で一致します。5日後の発生となります。
25日 AM7:48
52度に漂着
(反対は中越方面)
PM6:16  68度に漂着
(正方位~宮城沖、反対方位〜佐渡近海、能登半島)
PM10:15 
52度に漂着(朝と同じ)
26日 AM7:50
52度に漂着
AM6:05 
32度に漂着
PM9:57 
38度に漂着
AM0:51
宮城県沖M3.6
震度1

AM7:03
伊予灘M5.2
震度4

AM0:51宮城県沖M3.6震度1の方位は54.0度で距離は87kmでした。これは9月25日朝と夕52度の漂着方位と一致します。誤差2度で翌日の発生です。また26日朝も52度に漂着していますが関連があるかどうかなお様子を見ます。

AM7:03伊予灘M5.2震度4の方位は238.5度で距離は977kmでした。これは9月22日夕方の漂着方位236度と9月14日夜の漂着方位236度に一致します。誤差2.5度でそれぞれ4日後と12日後の発生となります。
27日 AM7:38
53度に漂着
PM4:21  
55度に2.5cm移動
PM10:58  
42度に漂着
28日 AM8:28  48度漂着
PM10:35 358度漂着
(反対は178度で茨城沖、千葉沖方面です)
AM10:36
千島列島中部
(シムシル島南東沖)M6.0(深さ21km)
9月28日AM10:36千島列島中部(シムシル島南東沖)M6.0(深さ21km)の方位は44.3度で距離は1359kmでした。遠いので該当しているかは疑問ですが、9月23日夜の漂着方位43度と9月21日朝の漂着方位45度に一致しています。誤差は23日なら1.3度で5日後の発生、21日なら誤差0.7度で7日後の発生となります。
29日 AM7:45  33度漂着
PM5:09 315度に1cm
PM10:27  13度に漂着
9月29日PM2:13国後島付近M4.1震度1の方位は39.5度で、距離は749kmでした。この方位は9月27日夜の漂着方位42度に誤差2.5度で一致します。2日後の発生となります。

9月29日AM11:26福島県中通り地方M3.6震度1の方位は202.6度で、距離は65kmでした。反対の方位は22.6度でした。これは9月19日の漂着方位207度にほぼ一致します。誤差4.4度で10日後の発生となります。
30日 AM8:22
34度に漂着

PM5:20  0度に2cm
PM8:25  7度に漂着
AM0:37
根室支庁中部
M4.9震度3

PM9:35
中越地方M2.5
震度1
AM0:37根室支庁中部M4.9震度3の方位は32.5度で距離は650kmでした。これは9月29日朝の漂着方位33度に誤差0.5度で一致します。翌日の発生となります。

9月30日PM9:35中越地方M2.5震度1の方位は232.2度で距離は223kmでした。反対の方位は52.2度で、これは9月27日朝の漂着方位53度に誤差0.8度で一致します。3日後の発生となります。