遊動コンパス(通称ユーコン)の観測記録

この実験は新しい試みで、新潟のNORAさん(新津市の方)の発案からなされたものです。実験は簡単なもので、コンパスシートを小さく丸く切り、粘性を持った液体(液体洗剤の原液)にある方法で浮かべ、ゆっくりとした動きの距離と方向を探るものです。ビンのふちまで到着した場合と、ゆっくり動いて距離がわずかな場合があります。一部の観測では、地震の震源地の方向と、観測で動いた方向がほぼ一致する場合もあります。また動いても地震発生がない場合や、大きく外れる場合もあるようです。ですから、まだ研究中です。その点ご了承ください。記載の同じ色は関連を表しています。

2006年6月分
●震源地までの方位及び距離の測定は下記のフリーソフトを使用させていただいております。感謝申し上げます。 「球面三角法による方位計算(全世界対応) Ver.3.4.46 Copyright(c)1998 Akira Osanai 1998/9/10http://www.shihei.com/mysoft/houihlp.html















日付 曜日 ユーコンの動き 関連地震 検証と説明
1日 AM6:47 56度漂着
(溶液弱い濁り有)
PM0:00  
230度に2.5cm
PM11:13  
47度に漂着

2日 AM8:02   
90度に2cm
不漂着
PM5:43   
215度に漂着
(正方位浜松、反対十勝沖)

PM8:30   
56度に漂着
PM10:48
53度に漂着
(反対は中越方面)
AM8:47
宮城県北部M3.8
震度1

AM11:31
伊豆半島東方沖M4.3震度2
6月2日AM11:31伊豆半島東方沖M4.3震度2の方位は201.4度で、距離は422kmでした。反対の方位は21.4度でした。これは5月26日の漂着方位22度にほぼ一致します。誤差0.6度で7日後の発生となります。

6月2日AM8:47宮城県北部M3.8震度1の方位は50.4度で距離は80kmでした。これは5月25日48度、5月26日49度の漂着方位にほぼ一致します。誤差2.4度、1.4度で、それぞれ8日後、9日後の発生となります。また29日朝の不漂着現象とも関係がありそうです。これの場合は4日後の発生となります。
3日 AM10:35停止状態
溶液は濃い濁りあり
PM9:04
58度に漂着
(58度は宮城沖方面)
AM0:48
福井県嶺南地方
M4.0震度3
3日の福井県嶺南地方M4.0震度3の方位は235.3度で距離は573kmでした。これは5月31日の漂着方位232度にほぼ一致します。誤差3.3度で3日後の発生となります。
4日 AM8:55 150度に2cm
(不漂着で溶液に濁りあり)
AM8:55  150度に2cm
       (不漂着)
PM5:49  167度に漂着

5日 AM8:13  
130度に2cm
  不漂着で溶液濁りあり
PM5:10  
320度に1.5cm
PM10:43  
2度に漂着
AM8:18
北海道東方沖
M4.7震度2
6月6日AM8:18北海道東方沖M4.7震度2の方位は48.5度で距離は691kmでした。これは6月1日夜の漂着方位47度に一致します。誤差1.5度5日後の発生となります。(その後の気象庁確定値ではM4.9で、方位は49.0度で距離は706km深さ60kmでした。これでも上記漂着方位47度に誤差2度で一致します。)
6日 AM9:28  110度に2cm
  不漂着で溶液濁りあり
PM5:24  115度に1.5cm
PM10:25 108度に漂着
7日 AM9:07  95度に3cm
       不漂着
PM5:48  86度に漂着
PM10:40 53度に3cm
8日 AM11:53  55度に漂着
PM10:58  70度に1cm
       不漂着
AM6:07
福島県会津地方M3.1震度1
6月8日AM6:07福島県会津地方M3.1震度1の方位は217.7度で距離は202kmでした。これは6月2日の漂着方位215度に一致します。誤差2.7度で6日後の発生となります。
9日 AM7:40   90度に3cm
        不漂着
AM8:45   92度に漂着
PM10:10  82度に漂着
AM6:07
千葉県東方沖
M4.3震度2

PM6:27
鹿島灘M3.5
震度2

PM9:08
根室半島南東沖M3.3震度1

PM10:22
山梨県中西部
M2.4震度1
6月9日AM6:07千葉県東方沖M4.3震度2の方位は182.9度で、距離は339kmでした。反対の方位は2.9度でした。これは6月5日夜の漂着方位2度に一致します。誤差0.9度で4日後の発生です。
6月9日PM10:22山梨県中西部M2.4震度1の方位は213.1度で距離は413kmでした。これはまた重なりますが、6月2日の漂着方位215度に一致します。誤差1.9度で7日後の発生となります。

6月9日PM9:08根室半島南東沖M3.3震度1の方位は35.4度で距離は633kmでした。反対の方位は215.4度でした。これは8日の会津地方の方位と重なりますが、6月2日の漂着方位215度と一致します。誤差0.4度で7日後の発生となります。

6月9日PM6:27鹿島灘M3.5震度2の方位は184.2度で距離は228kmでした。反対の方位は4.2度でした。これは下記と重なりますが、6月5日夜の漂着方位2度に一致します。誤差2.2度で4日後の発生となります。
10日 AM8:00  90度に2cm
       不漂着
PM6:31  209度に漂着
 (延長は静岡方面です)
PM10:45 85度に2.5cm
AM5:23
福島県中通地方M3.7震度1

AM0:40
青森県津軽北部M3.4震度2
6月10日AM5:23福島県中通地方M3.7震度1の方位は183.8度で距離は116kmでした。反対の方位は3.8度で、これは再び重複しますが、6月5日夜の漂着方位2度に一致します。誤差1.8度で5日後の発生となります。

6月10日AM0:40青森県津軽北部M3.4震度2の方位は352.6度で距離は253kmでした。反対の方位は172.6度で、これは6月4日の夕の漂着方位167度に近いようです。誤差5.6度で6日後の発生となるようです。
11日 AM7:15 90度に2.5cm
       (不漂着)
PM10:02 90度に2.5cm
     溶液の濁り濃い

12日 AM7:15  90度に2.5cm
不漂着(昨日夕より動きなし)

PM5:57   82度に漂着
PM10:48 90度に2.5cm
AM5:01
大分県中部M6.1
深さ140km
震度5弱
(その後M6.2に修正)
AM8:04
青森県東方沖M4.8震度3
6月12日AM5:01大分県中部M6.1深さ140km震度5弱の方位は238.6度で距離は1034kmでした。反対の方位は58.6度でした。これは6月3日の漂着方位58度に一致します。誤差0.6度で9日後の発生となりました。(遠いので実際に反応があったかはよく分かりませんが、規模が大きかったので可能性はあります
6月12日AM8:04青森県東方沖M4.8震度3の方位は16.5度で距離は355kmでした。これは最近では観測がありませんが、5月21日夕の漂着方位17度に一致します。誤差0.5度で22日後の発生となります。
13日 AM8:20  97度に漂着
PM8:29  105度に3cm
PM11:02 103度に漂着
(103度は昨年8月16日の宮城県沖105度に近く、8月14日の漂着方位
103度と同じです。)

AM11:40
北海道十勝中部M4.9震度4

PM8:03
福島県沖M4.1
震度2
6月13日AM11:40北海道十勝中部M4.9震度4の方位は24.2度で距離は522kmでした。反対の方位は204.2度で、これは6月10日の漂着方位209度にほぼ一致します。誤差4.8度で3日後の発生となります。

6月13日PM8:03福島県沖M4.1震度2の方位は
166.6度で距離は119kmでした。これは6月4日夕方の漂着方位167度に一致します。
誤差0.4度で9日後の発生となります。
(6月10日の津軽北部の反対方位と重なりますが誤差は13日のこの地震の方が小さいです)
14日 AM8:32   87度に漂着
PM4:58   67度に漂着
15日 AM7:40
270度に0.5cm
(ほぼ停止状態)
PM11:11  
94度に漂着
16日 AM8:50
100度に3cm不漂着
PM9:10   
83度に漂着
17日 AM7:55
57度に漂着
PM10:50   
172度に漂着
AM2:11
三陸沖M5.9
震度1

AM5:19
三陸沖M5.6
震度2


PM1:51
岩手県沖M4.9
震度2

PM2:49
長野県北部M3.7
震度2
6月17日PM2:49長野県北部M3.7震度2の方位は233.8度で距離は285kmでした。これの反対の方位は53.8度でこれは6月8日の漂着方位56度に一致します。誤差2.2度で9日後の発生となります。

6月17日PM1:51岩手県沖M4.9震度2の方位は34.9度で距離は239kmでした。これは5月31日の漂着方位36度に一致します。誤差1.1度で17日後の発生となります。

6月17日@AM2:11三陸沖M5.9震度1AAM5:19三陸沖M5.6震度2の方位と距離は@49.6度、324km反対方位229.6度A50.5度、331km、反対方位230.5度でした。これらの該当方位はここ最近はありませんが、5月31日の漂着方位232度に近いようです。これなら誤差@2.4度、A1.5度で共に17日後の発生となります。(福井の地震と重複しますが)
18日 AM8:53   
60度に1.5cm
     不漂着
PM10:52   
103度に漂着

(103度は13日と同じ漂着方位です)
19日 AM10:22
180度に1cm
    不漂着
PM6:46   
230度に1.5cm

PM9:23  
110度に1cm
(19日のユーコンの動きは微妙な動きをしています)
20日 AM8:17
66度に漂着
PM5:11   
150度に漂着
PM10:15  
69度に漂着
AM6:47
千葉県北西部M4.8 震度3
19日のユーコンの微妙な動きと千葉の地震は関連があったかもしれません。
21日 AM9:40   
80度2.5cm
    不漂着
PM4:30   
73度に漂着
PM10:45  
68度に漂着
22日 AM8:17
66度に漂着
PM5:20
155度に2.5cm移動
PM10:35
156度に漂着
PM7:54
択捉島付近M5.7
震度2

(その後の確定値ではM5.8で距離1004kmで方位は222.6度)
6月22日PM7:54択捉島付近M5.7震度2の方位は42.3度で、距離は999kmでした。反対の方位は222.3度でした。これは6月19日の移動方位230度に近いようです。誤差7.7度で3日後の発生となります。また6月21日朝の不漂着現象とも関連があったかもしれません。
23日 AM8:15  停止状態
PM9:00  150度に1cm
PM11:00  90度に2cm
24日 AM6:47  83度に漂着
(正方位は宮城北部、宮城沖、反対の方位は263度で山形、佐渡沖方面)
PM6:25  195度に2cm
PM11:10
長野県南部M3.9
(深さ10km)
最大震度4
23日朝の停止状態と24日朝の
83度の漂着はもしかすると関連があるかもしれません。
PM11:10長野県南部M3.9(深さ10km)最大震度4の観測地からの方位は226.6度で距離は420kmでした。これは6月19日の移動方位230度にほぼ一致します。誤差
3.4度で5日後の発生となります
25日 AM8:12 
190度に1cm

PM5:45
185度に1.5cm
AM4:53
茨城県南部M3.9
震度2
AM4:53茨城県南部M3.9震度2の方位は203.2度で距離は271kmでした。これは24日夜の移動方位195度に近いようです。誤差8.2度で翌日の発生となります。
26日 AM7:50  
停止状態
  (溶液に濁りあり)
PM5:47 
180度に1cm
PM10:38
115度に2cm
AM2:49
宮城県北部M3.1
最大震度2
6月26日AM2:49宮城県北部M3.1最大震度2の方位ですが、近いのでHinet情報からみました。それで観測地からの方位は93.3度で距離は26kmでした。(場所は三陸道矢本インターの西側約2キロ地点付近)これですが、6月9日92度漂着、6月15日94度漂着、これらに一致します。また6月23日の移動方位90度にほぼ一致します。
27日 AM7:51
125度に2.5cm
PM9:50
126度に漂着
28日 AM8:10   86度に漂着
PM6:27
216度に漂着

PM11:02  83度に漂着
AM9:40
千葉県北西部M4.0震度3
6月28日AM9:40千葉県北西部M4.0震度3の方位は197.5度で距離は296kmでした。これは6月25日朝の移動方位190度に近いようです。誤差7.5度で3日後の発生となります。
29日 AM8:07   64度に漂着
PM5:08  140度に3cm
PM11:13  135度に漂着
PM9:31
静岡県西部M3.0
震度1
6月29日PM9:31静岡県西部M3.0震度1の方位は216.5度で距離は457kmでした。これですが、6月28日の漂着方位216度に一致します。誤差0.5度で翌日の発生です。
30日 AM9:57   72度に漂着
PM4:46  175度に漂着
PM6:44  168度に漂着
PM10:37 96度に漂着
左記96度の漂着方位と7月1日宮城沖M5.4震度3の方位92度は関連がありそうです。